竹富島の朝

yukiguma2007-09-17


台風は私をよけていってくれるものと思っていましたが、今朝はとうとう雨に降られてしまいました。朝日を見に行くつもりで早起きしたのにな。残念。


でも昨日はとてもきれいに晴れていて、真っ青な海の上を高速船で竹富島へ向かいました。窓際に座っていたから、真っ白い波しぶきがガンガンかかって面白かった。遊園地のアトラクションみたいでしたよ。


竹富というと日帰り観光が一般的ですが、観光客が引いた後の夜と朝の風情がよろしいと噂に聞いたので宿泊してみました。リゾート大好きな私は小浜島ではアラマンダに泊まったのですが、竹富では一泊二食5000円の民宿。それしかないw でも、どちらも楽しいです、欲張りなので両方たのしめたのが満足(^-^)


とくに民宿は、沖縄の家庭料理を食べさせてもらえるのがいいですね。人気の民宿だからか、若女将が「泊まらせてやる」といわんばかりの対応で少々辟易しましたが、旅行者がそのまま居ついたふうのバイトの人たちは竹富大好きって感じでニコニコ親切です。


そういえば、昨日はたまたま竹富のお祭りで、神様に踊りを奉納する様子を見ることができました。期待したほど神秘的ではなかったのですが、島人の結束力がすごいですね。なにがすごいと思ったかって、祭の最中に振る舞われたビールやお茶が、決してよそ者や観光客には回ってこないということw 誰が島人か、みんながわかっているんですね。見学も地元の人の後ろで見ろと、はっきり言われます。個人的にはムラ意識って苦手ですが、でもそれだからこそ、これだけ伝統的な集落や祭が今に残っているのでしょうね。


と、ここまで書いたところで、急に晴れ間が広がりました! 慌てて自転車に乗って、朝日が昇るアイヤル浜へ。雨上がりの草木香るでこぼこ道を抜けると、誰もいない浜辺が広がりました(写真)。


すがすがしい浜辺もきれいだったけど、振り返ってみたら、大きな虹がくっきりと二重に、しかも果てから果てまでかかっていました。自然ってこんなに美しいものなんですね。一年は365日あるけれど、きっと今朝が、いちばんきれいな朝でした。