マイケル・ジャクソン『THIS IS IT』

映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』を観てきました。

亡くなる数日前まで行われていたコンサート・リハーサルを収録したドキュメンタリーです。


私はとくに熱烈なマイケルファンというわけではないけれど、
子どもの頃、「キャプテンEO」が大好きで、
デイズニーランドに行くたびに必ず観ていました。
アトラクション終了になっちゃったときはほんとに残念で、
友達みんなでラスト観に行ったなぁ……。


なにが好きって私は、
マイケルの囁くようなやさしい話し方が好き。
小鳥に話しかけるみたいだって、よく思っていました。


今日観た映画では、彼自身が小鳥のようだと思いました。


とても切なく、儚げで、極めて美しい。


もちろん全盛期の、あの南の島の王子様みたいな輝きではないけれど、
ステージに立って軽やかに踊りながら歌い始めると
やっぱり煌めくように美しく、不思議に魅力的で、
それがなんだかすごく切ない感じなのです。


切ない気持になるから、みんな彼に熱狂したのかな。


マイケルが力強く、でもやっぱり小鳥のように囁いた最後のメッセージ、
そして映画が終わった後、客席から拍手が起こったのが印象的でした。


天国では、安らげる場所に眠っているといいですね。