興ざめは、色恋沙汰以外でも恐ろしいというお話

六本木の、猿のしっぽ、というかわいらしい名前の鶏屋さんに行きました。比内鶏自慢のお店。きりたんぽも食べられるやよー。

案内してくれた人によると、ミクシィのグルメコミュニティで紹介されてた店だそうです。

写真は、比内鶏のすき焼き風。うん、おいしかったです。ちゃんとしてるぅって感じがする。なにしろ肉もおいしいし、つけて食べる卵もおいしいし。親子丼で食べても、絶品のヨカン。

でも、なんとなく、なんとなーく不協和音。たぶんね、欠けたお皿とか漆の剥げたスプーンとかが平気で出てくるとこが、ちょっとイヤだったんだと思うの。もちろん大衆居酒屋ですとか市場の中のお店ですとか屋台だとか、そーゆうところでは気になんないのですが、それなりのお店だったし、お値段でもあったので、欠けたお皿はないだろーなぁと。

まぁ、なかなか捨てらんない気持ち、わかりますけどね。私も、気に入ってる黒いお皿がちょこっと欠けて白い地肌が見えちゃった時、ソッコー、黒のマッキーで塗り塗りしましたから（ぇw。でもねぇ、家庭とお店は違うと思うの。

味はおいしいだけに、もったいないなーって気がしました。価値、下がっちゃいますよね。結局、コストパフォーマンスも悪く感じちゃう。店側はね、６、７千円ぽっちで頑張っていい肉といい酒出してんだって思いもありましょうが、お客の側からしたら6000円出して夕食って、そう毎日のことではないわけですよ（いや、エンゲル女王・雪ぐまはそうとう散財してますがorz）。だからねぇ、お料理以外でなるべく興ざめしないようにしてほしいというのが、くまの望み。

あ、でもねぇ、天然舞茸のサラダとか、とろんとした濃厚な橙色の黄身に大根をからめてたべる突き出しとか、あらっ!?てくらい、おいしかったんですよ。だからやっぱり、もったいないですねぇ。。。