今日は京都で、妹の手術でした。さきほどやっと終わって、うっすら目をさましたのを見届けてから、最終の新幹線に飛び乗りました。
術後の妹を見るといつも思うけれど、どうしてこの子がこんな目にあわなきゃならないのかわからない。真っ青になってぐったりとして、傷は容赦なく増えていって。
両親も同じことを思うようで、私たちはしばらく黙りこんでベッドを取り囲んでいました。苦しげに瞼を閉じている妹の目尻から、時々すうっと涙が流れて、ひどく痛むんだろうかと心配でした。
神様はいると思っているけど、時々わからなくなります。