昨日、東京に戻ってきました。
今日は念のため仕事に余裕を持たせていたので、午後から歯医者へ。
ご近所の名医とネットで評判の歯医者さんなのですが、今日は助手の方がぼんやりさんだったせいか、麻酔が切れた後、やたら痛くて……(涙。
こんな冴えない気分のまま眠るの嫌だなと思いながら夜道を歩いていたら、ふと、昔読んだ山田詠美の小説が思い浮かびました。
「金木犀を食べたの?」
甘い香りに歯が痛くなると呟いた彼女に、恋する男の子がそんなふうに言うんです、確か。
冷静に考えると恥ずかしいやりとりだけど、なんか好きだったな。