真夜中のフライドポテト
不貞寝しようと思ったけれど頭にきて眠れない。
無理だろうけど仕事をしようと机に向かったらあんがいはかどって、怒りもたまには原動力になるのだと思ったりする。
そしてお腹がすいて私はフライドポテトをしこたまつくり、ハイボールをがんがん飲みながら、むしゃむしゃくったのでありました。
私でもつくれるくらいフライドポテトは簡単。
安くて、おいしくて、お腹いっぱいになる、庶民の味方。
ホントに簡単ですから、つくり方を書いておきましょう。
1.じゃがいもの芽をとりのぞき、皮つきのまま、縦8等分に切ります。
2.水に3分さらします。
3.フライパンに揚げ油を入れ(深さ2センチ程度でいいです)、水気を切ったじゃがいもを入れます。
↑ここがなにげにポイントです。フライドポテトをおいしくつくるコツは、揚げ油が冷たいうちからじゃがいもを入れて、じっくり火を通すことなのです。
4.強めの中火にかけます。ときどき返しながら、じっくり揚げます。
5.おいしそうな色になってきて、竹串が通るようになったら、いったん火を強めて表面がカリッとするまで揚げ、取りだして油をきります。
6.熱いうちに塩、黒コショーを振ります。
以上! かんたんでしょ?^^
外国のえらい先生がかいた食養生の本に、「じゃがいも食べるとばかになる」「とくにフライドポテトは最悪」と書いてありました。
なんだとー! 私はありとあらゆる野菜のなかで、じゃがいもが一番すきだ!
そしてじゃがいもの食べ方のなかでは、フライドポテトが一番すきだ!
ちょっと気にしてた時期もありましたが、もう私はばかになってもいい。
じゃがいも食べてやる。フライドポテトにして食べてやる。
だっておいしいんだもん。ささやかな幸せがほしいんだもん。
ばかになってるな。ばかになってていい。むしろ、気分がよくなって、いい感じだわ。