雨の日は。

( く∀ま)<あ〜め〜の〜日はぁ〜、くせ毛〜になるわ〜♪


うそです。
私はドストレートな髪質なので、雨の日もまっすぐです。
でも、「くねくね〜しちゃうな〜♪」と歌って気分を出しています(どんなw


さて今日、雨が降る前に道を歩いていたら、ご近所の垣根の中に、白とピンクが半分ずつの不思議なミニバラを見つけました。

わかるかな?
他の花はみんな真っ白なのに、この人だけ半々なの。
かわいい奇形……、奇形っていったらダメか、えーと、突然変異?


あんまりかわいいから摘んで帰りたいって思ったけど、花泥棒も罪ですからやめときました。


さて、昨日はささいなトラウマについて、うだうだと書きましたが、


私は基本的には、そういうトラウマ的なことを、うだうだ言うばかりの人を好きではありません。


自分のダメさ加減を、親のせいだ、環境のせいだということは簡単ですし、事実、そうなのでしょうけれど、


パーフェクトな環境で育つ人なんていないから(たぶん)、だれだってそれなりに、ちょっとしたトラウマや、自分でもどうにもならない考え方や生き方のクセをもっているのだと思います。


それを理解して、自分の中で咀嚼し、理性的に振る舞えるのが、大人になるということだと思うし、


自分の力ではトラウマや負の連鎖を逃れるのがむずかしいような場合に備えて、精神科医やカウンセラーといったプロフェッショナルの人々が日夜研究されているのでしょうから、


場合によっては、そういうプロの手を借りる手段も検討して、幸せを探せたらいいんじゃないかなと、私はそう思います。


やはり虐待や暴力などは、親子間でかなり連鎖するみたいですからねぇ。


こないだたまたまテレビで、芥川賞作家の柳美里が、虐待の連鎖から抜け出すべく虐待カウンセリングを受け、自分自身と戦っているというドキュメンタリーを見ましたが、ひどいな、あそこの家は。


のんきな視聴者としては、わ〜ほんとに見事に連鎖するものなんだという驚きと共に、ご両親も、柳美里も、その息子さんも気の毒にねぇという感想しか出てきませんでしたが、


虐待が連鎖しているということを受け入れて、状況を理解し、なんとかその暗いトンネルから抜け出したいと奮闘する柳美里はなかなかに辛そうで、


まぁ、作家だからそれも作品に昇華すれば?という意地悪な見方もできますが、取り組みそのものはとても勇敢だと、私は感じました。


どこから続いてるかわからない負の連鎖を自分が止めると決意して実行するのは、得体のしれない苦しみや痛みと戦う過酷なことで、しかも「なんで私が」的な空しさが伴う行為だと思うからです。


しかし、自分自身の幸せ、そして息子さんへの愛ゆえに(愛してるのに虐待しちゃうのが負の連鎖の怖ろしいところ)、なんとかしようと考えるのは知的な態度だし、そしてまたその受け皿や方法論があるのが現代だと思います。


方法があるなら、やらねば。


なんちゃってね、私のこういう考え方って、すごく厳しいものなのだそうです。


以前、仕事がらみでたまたまカウンセラーの方にお会いした時、彼女は私の話すこと(考え方)や言葉のチョイスから、私の気の強さはもちろん、私が長女であることや、どこか抑圧的な育ち方をしていることをすぐさま見抜き、正論だが非常に厳しい考え方や物事の捉え方をしていると指摘したうえで、たぶん親切心(?)からいくつか言葉をかけてくれました。


その瞬間、私は痛いとも辛いとも感じないのに、なにかの扉が開くスイッチでも押されたようにポロッと涙が出てしまい、うわ、怖いなと感じて、すぐさまその場を退散しました(だってカウンセリングを受けにきたわけじゃないから)。


しかし、その出来事はとても印象的で、やはりそういうプロの人にかかれば簡単に見えることや解決することってあるのだろうし、訓練を受けた人に話を聞いてもらうことで楽になる人が、世の中にはきっといっぱいいるのだろうと感じました。


だから時には上手に頼ったらいいと思う。
私自身は、自分でなんとかできる範疇と思いますけれど。 ←


なんだか辛気くさい話が続きましたね。ごめんなさい。


いろんな影響や環境はあると思うけど、人生ってやっぱり自分でつくっていくものだし、切り拓いていくものですね。


不思議なことに人間って、不幸を愛するところもあると思うんですけど(ダメなほうダメなほうへ行ってしまったり、わざとネガティブなこと言ったり、露悪的になってみたり、自分で自分の人生や恋愛をダメにしてうっとりするような)、


それならそれで覚悟をしたら美しさもあるでしょうし、でもただの悪いクセで、本当に抜け出したいならきっと変われる、という気がします。


あれ、なにがいいたいのかわかんなくなってきちゃったな(笑)。


みんな、幸せになろうね、ってことなのかな。
不幸を愛する人以外はね(笑)。