酉の市に行ってきました@浅草

yukiguma2007-11-23

コパンダちゃんたちと入谷の鷲神社まで行ってきました。毎年恒例なのですが、参道に辿り着くまでに今年はずいぶん並んだわー。祝日だったし、天気がとても良かったからかな、すごい人出でした。


並んでる間、すごく寒かったんですけど、おいしいご飯を食べてから行ったのでイライラはしませんでした。肉食コパちゃんのリクエストで、浅草『米久』の牛鍋を食べに行ったのです。かの地で創業100年という老舗だそう。牛鍋がハイカラだった頃の人気店で、高村光太郎の詩に「八月の夜は今 米久にもうもうと煮え立つ。」と描かれているそうな。


ガッダスヲタ?みたいな、オレンジのあでだすジャージが写真に写り込んでますが、コパちゃんにあらず。コパちゃんのお友達の美人さんなのですが、どうも最近、ジャージ姿しか見ない。おそらくコパちゃんの趣味で、よっちゃん風の男前になるように洗脳してるに違いないわw


(* コ∀パ)<ジャージ、甚平、スカジャンいいよ〜☆
(;く∀ま)<その萌えどころがわからない……


さてさて牛鍋。私はこちらは初めて食べたのですが、「上」の肉と「トク(特上)」の肉があって、「上」でもかなりサシが入ってて充分おいしいです。「トク」は鍋の中でとろけちゃいそうなサシサシのお肉ですけど、人によっては脂っこすぎると感じるかも。割下がくどいほど甘くて、お漬け物には味の素とお醤油がかかってて、それもある意味、懐かしい感じでいいわw 下町の味ですね。


お店の前にお祭りみたいに提灯がたくさんぶらさがってて、もとは女郎屋だったという店内はそれなりに風情があります。朱色のテーブルは超安っぽいし、さびれた温泉宿みたいだけどw 面白いのは、お客さんが来ると太鼓をド〜ンと鳴らすとこ。あ、鉄鍋がむちゃくちゃ小型なのもびっくり。直径15センチくらいしかないんじゃないかなあ? 


サービスはまったく期待しないで行ったほうが吉です。大衆的なのですね、とにかく。でも、それが楽しいというお店。ダーッと並んだテーブルにご家族連れや老夫婦が和気あいあいと集い、牛鍋が“もうもうと煮え立つ”、それを楽しむお店ですね。


というわけで、いかにも年末らしい楽しいランチだったわけですが、お腹がいっぱいになりすぎて、酉の市の縁日でなにも食べられなかったのは残念。というわけで、これから自力でジャガバターつくりまーすw


浅草『米久本店』
http://gourmet.yahoo.co.jp/0000738964/M0013001839/