淑女たちのSex and the city〜第3話〜

yukiguma2008-08-21

恋には、いろんな“萌え要素”があって、コパンダちゃんの場合、どうやら「ヘタレ大好き!」ってことみたい。
誘いたくても気が小さくてグズグズしちゃうあたりに、たまらなくきゅんとくるらしいの。
コパンダちゃん、私たち永遠にわかりあえないわね……。


気が利いてて、知的で、洗練されてて、ミステリアスで、セクシーで……、そんな“チョイ悪”タイプに弱い私にとって、ヘタレというのはマイナスポイントでこそあれ、プラスポイントではありません。


さるもも相手がヘタレとみるや、うる星やつらのお雪さんのごとき氷の視線で、まったくつけいる隙を与えません。


しかし、淑女たるもの、そのような狭量なことではいけません。
われらがコパンダ先輩は観音とみまごうようなアルカイックスマイルを浮かべて言い切るのです、「そこがかわいいのよ」と!


( コДパ)<そういえば昔、百済観音に憧れてたわー。


百済観音とは法隆寺にある観音菩薩立像の俗称です。
どういうスペックなのかはよくわかりませんが、それはさておき。


ま、そのね、コパンダちゃんに恋するヘタレな彼女がね、あれからしばらくしてね、真夜中に電話をかけてきたそうなんですよ。
「なんとか仕事を片づけられそうです」って。


どうやら彼女はちょっとたいへんな仕事を抱えていたらしく、コパンダちゃんが来る日までにそれを片づけられるかどうか心配だったみたいなのね。
それで、来てくれるのはすごくうれしかったんだけど、ドタキャンになってはいけないと思って、会う約束がうまくできなかったみたいなの。


で、その後、頑張って、彼女なりにやっとめどがついたから、嬉々として「会えますーッ!」と連絡してきたというわけ。


(* コДパ)<かわいいよねぇ〜(はぁと。


そぉぉ〜〜〜〜?(冷たッw


どうせ頑張るんだもの、変にぐずぐずして不安にさせないで、ラブラブおもてなしモードでいたらいいじゃない?
で、見えないとこで必死で頑張って間に合わせたらいいじゃん。


いつもそうすべきって話じゃないよ?
今、このタイミングだから、恋が走り出すチャンスなんだから、差し出された手(いやむしろ“差し出してもらった手”よ!)をしっかりとれなくてどうするの?って話。
たとえ、内心冷や汗タラタラでもねw


(* コДパ)<それができないのよ〜、気が小さいからぁ〜(はぁと。


いやだからなぜそこではぁと……。。。。


まぁ、いいわ。
結局は、楽しい逢瀬になりそうなんだもんね。
もうむこうがどれほどヘタレな行動を繰り返しても「かわいいっ♪」って思える、その域にコパンダちゃんの気持ちも達しているみたいだし☆


でもすごいなあって思ったのは、電話があるまでコパンダちゃんがなにひとつ彼女に文句を言わず、ホテルもキャンセルしなかったことね。


向こうに変にグズられた段階で、さるもなら黙って日帰りモード&自然消滅だろうし、私なら拗ねたり怒ったり指示したりwして、何とか都合をつけさせたと思う。


でもそんなことしてもなんか空しくて、腹立たしくて、盛り下がって、恋なんてとても始まらないでしょうね。


コパンダちゃんはのんきだから「やだなぁ…」「悲しい…」って思ってもそのまま放置しただけかもしれないけどw、だからこそヘタレちゃんは彼女のペースで彼女なりにちくちくと、ゴソゴソと、なんとかかんとか都合をつけて、「やったー!これで約束できるー!」なんて勇んで電話をかけてくる。


で、そこでも「いまさら何よ!」ではなく、「かわいい(はぁと」ってw


はー、奥が深いわ〜。
てゆうかコパンダは天使???


(* コДパ)<私、寛容なのよー。 ←自分で言うなw


さあ、全国のヘタレボーイッシュのみなさん、コパンダの恋が本当に始まってしまう前にラブレターを!
なんでも許してくれます。トメ子のごとく尽くしてくれます。
「かわいい♪」って甘やかしてくれます。
もしかしたら養ってくれるかもしれません(ぇw
ただし、長身で容姿端麗な方……(※注:コパは吉ヲタです。


ああ、でももう遅いかもしれない。
コパちゃん、なんでだか今日、新しい下着を購入してんだもの!
今日の画像見てよ。ちょっとどう思う?このバージンピンクーwww


(淑女ネタをやるたびにブログの品格が落ちていく件に関しましては、雪ぐまといたしましてもたいへん遺憾に思っております……m(__)m)