忘れてラッキー……

今日は、携帯を忘れて出かけてしまったんです。
でも、ラッキーだったかもしれない、神様ありがとうってことがありました。


ちょっと前の更新で「なんか気持ち悪い…」と書いていた
クライアントの彼から、今日、少々おかしなメールが届いていたんです。


午後イチの発信で、タイトルは「デートのお誘い!?」。
えっ?と思って慌てて開いたら、
「急ですみません。もし可能なら、夕方4時に銀座松坂屋まで来てください。絶対に損はさせませんよ!」
と書かれていました。ハートの絵文字付きで。


時計を見たら、4時過ぎ。
今から行っても間に合わないし、
第一「なんなの…?」と不愉快に思いました。


こういうサプライズ的なお誘いって、私は嫌いじゃありません。
でも、ずっとよくわからないメールに辟易していたので、
「面白そう!」なんて気持ちにはならずに、
「なにこの人、やっぱチョー気持ち悪いんだけど…」ってなっちゃったのです。


というわけで、私はていねいにお断りのメールを書きました。


「携帯を忘れて出かけていて、今メールに気づきました。失礼いたしました。すみません今夜は先約があって、銀座には向かえそうにないのです。楽しそうなことにお誘いいただいたのに申し訳ありません。。。」


キモイとか思ってるのにていねいすぎるでしょ!って気がしますが、
なにしろ相手はクライアントです。
無視したり、「こーゆーことやめてもらえます?」みたいには言いにくい。


しばらくして彼から返信がありました。


「銀座に買いものに来たら、たまたま面白そうな落語やってて、ちょっと見ようかなーって思ったもので。まぁ、いいです。お気になさらず。」


はぁ?
私はベッドに携帯を叩きつけました。
なにこいつ! 気持ち悪いうえにチョー失礼じゃん!


これが彼の“ノリ”なのかもしれません。
今日の今日のお誘いだし、タイトルには「!?」がついているし、
本当にふと思い立って、いたずら心で「あいつに落語の面白さを教えてやろう」って気持ちでメールを送ってきたのかも。


だけどもしなにかおかしな下心があるとしたら?
既婚だからおおっぴらにデートには誘えないけど、
ちくちくメール送って個人的に親しくなっておいて、
頃合いでハプニング的に誘い出せば……みたいな。


こんなふうに謎かけ的に誘えば出てくるかもだし、
断られても「いやいや変なつもりじゃないよ?ホント思いつきだし、もしよかったらって感じだから」って言い訳が立つようにしたかったとか?


あるいはこのメールにのってきたら「脈あり」みたいな踏み絵だったり?


うわー、いやだ! 
なんて小狡い男だろう!!!


なんて、これはまったく私の思い違いかもしれません。
ほんとーに彼は、そんなつもりはなかったかも。


でも、こんなおかしな誤解をされたくなかったら、
「デートのお誘い!?」なんてタイトルはやめたほうがいいし、
そもそも意味なくプライベートでメールしてくるのやめたらいいし。


それにたとえば下心があったとしてもですね、
ごく率直に「僕は落語が好きで日曜に行くんだけど、よかったら一度聞いてみない?」と誘ってくれたら、
こんなふうに軽蔑するまではいかなかったと思うの。


もってまわった変な感じだから気持ち悪いし、
あわよくば的な姑息な考えかと思って軽蔑してしまう。
(またちょっとそう感じさせる人なのよ…)


ビジネスライクなつきあいだけじゃ味気ないと思うなら、
打ち合わせ兼ねてランチしようとか、打ち合わせの後、飲みに行こうとか、
自然に交流を深める機会ってあると思う。


それでも二人きりじゃまずいかなあって、
通常、クライアントで年上で既婚者である彼のほうが気遣って、
部下の女性なども交えてセッティングするものではないの?


それをなんなのかしら、この人は。
てゆうか、失礼。
いきなりあんたの都合で呼び出しといて、まぁいいですって、何様よ!


……クライアント様なのよねぇorz


ああ、いやだ。この人キライ。チョー気持ち悪い。
プライベートにまで入ってきてほしくない。


って思っても、仕事は仕事。
次に会うのが気が重いけど、これが彼の“ノリ”なんだと理解して……
はぁ…、なんなの?なんなの?ってこれからも思い続けるのかしら(泣。


ごめんなさいね、連日、落ち気味の更新で。。。
どうも凹みがちな週末でした。


でも、ほんと携帯を忘れて出かけたのはラッキーだったわ。
これ、オンタイムで見てたら、えーどうしよう?どうするべき?どうしたらいいの!?ってなっちゃってたもん。
起きてることはすべて正しいって感じね。ってカツマーか私はw