胸に刺さったマザーの言葉

昨日、私はまた眠れなくて、


というのは、ここのところ少々気落ちすることが続いていて、
そのせいで仕事にもいまいち集中できず、


真夜中に、ただぼんやりとネットを眺めていました。


そして、ふとマザーテレサのことを思い出し、
マザーテレサって、恋人いたのかな?」って思ったんです。
修道女ですからキリストが恋人でしょうけど、
神に身を捧げる以前にロマンスとかなかったのかな〜、って。


まったく私は、考えることが俗っぽいですねw
でも、いかに聖女とはいえ、
生涯だれにも恋しないなんてことあるのかな?
って思ったんですよ(俗な意味でね)。


さっそく検索をかけてみましたところ、
これが見事にそういう話が出てこないの。


さすがだわ…と思いつつ、カチャカチャ飛びまわってましたら、
ふと、ある言葉が目に飛び込んできました。


「もしあなたが謙虚であるなら、何ごともあなたの心を汚さないでしょう」


この言葉を見た瞬間、ザクーッと胸を突かれたような気分になりました。
マザーの言葉の中では、そう有名な言葉ではないと思います。
でも、なぜか昨日の私にはこの言葉がチカチカッと飛び込んできて、
ああそうなのか…と思いました。


私はいつも心が汚されるのがイヤで、
澱んだ気分になるのが嫌いで、
私をそういう気分にさせる人は腹立たしい。


でも、それってつまり、
私自身が、謙虚じゃないからなんだな。


私は不遜で、気が強くて、プライドが高い。
といっても、それをダメと思ったことはあまりなくて、
むしろそこに誇りを持っていたりします。


たとえば仕事では、こういうプライドの高さはうまく働いて、
ハイプレッシャーでも逃げないし、
人並み以上の結果を出そうとするから今がある。


恋愛でも、私をいいと言ってくれる人は、
こういう生意気さを魅力ととらえてくれてるように思います。


なのに、どうしてこんなに傷つくんだろうと思ってた。
私は強い私が好きなのに、どうしてほんのささいなことで、
いちいち、うまく眠れなくなるほど苦しくなっちゃうのかなって。


それって、不遜だからなのね。
不遜だから、心が汚れてしまう。
心を汚されたと感じてしまう。


なるほどねぇ。
またマザーにひとつ教えられました。


そしてこんな私がなぜかマザーテレサに興味を持って憧れる、
その理由もなんとなくわかった気がしたのでした。