つらつらと思いだすこと。てゆうか思うこと。
小、中、高、大と通った学校の中では、私は高校が一番楽しかったです。
女子高で、すごく楽しかった。
男の子がいない世界の女の子たちはとても愉快だったし、自分自身が変わったのも大きい。
すこしは大人になって私は、うまくやりたいと思っていたのです。
できたら好かれたい、みんなと仲良くしてみたいと。
自分が変われば、世界が変わります。
もともと話すことも、笑顔も、ちっとも苦手じゃない私は、いつしか友達に囲まれる暮らしを送るようになり、それが心底楽しいと思いました。
高2になった頃には、自分でも有頂天になるほど人気があって、朝、学校に行くとみんながおはよーおはよーって声をかけてきてくれて、誰かが「ねぇ、ちょっと聞いてよー」なんて言ってきて、面白おかしく話したり茶化したりしてるうちに私のまわりにクラスメイトがどんどん集まってきて楽しく囲まれてるような。
クラスで一番華やかなグループにいて、でもなぜかオタクっぽい子たちとも仲良くて、クラスで何かやらなきゃみたいな時は、「雪ぐまが決めて」みたいな。
私はいつしかそれが当たり前になり、孤独だった子どもの頃を忘れていきました。
高校時代の記憶は、いま思い返しても光に溢れていて、窓から見えた緑の樹々や、ストーブの上で焼いてみたお餅や渡り廊下の陽射し、おそうじの時間でさえはしゃいでた友達の笑顔、おいしかったジェラート、大騒ぎだった修学旅行、いろんなことが「楽しかった」という感覚とともに再生されます。
に、対して、小・中の景色はグレー、みたいな。
だからもう戻りたくない。そう思って、大学も、社会人もやってきたという気がします。
明るい笑顔で愛想よく、それなりに空気を読みながら。
ところがやっぱり、私の本質は「不機嫌な子ども」なんですね。
うまくやろうと思えばできる。何だって、誰とだって。
でもやっぱ疲れる。というか、疲れてたんだなあと思ったりするわけです。
もしかしてみんなそう思うから、年をとるとずうずうしくワガママになるのかもしれませんね。
私は自分のことをまだそんなオバサンと思いませんが、「ガマンしない自分」が、人にまったく好印象を与えないだろうということはわかる。
愛想もなく、どこの王様か姫様かという横暴さですからねw
ま、孤立しますよね。子ども時代みたいに。
だけどなんかもういっかなーって気がしてる。
もちろん仕事でそんなことするほど馬鹿じゃないけど、プライベートはもういいじゃん的な。
無愛想でいばりんぼで怒りっぽく気まぐれな素の私でも面白がってかまってくれる人はいるのです。
だから、そんな私じゃダメだともう思わない。
なんかそう思った時、変なんだけど私、痩せそうな気がしたんですよねw
そういえば高校くらいからむくむく太り始めたなあと。
子どものころはちっちゃくて痩せてたんですよ。
人様と同じにしようと思ったら太っちゃうなんて、真の私はどんだけ横暴なのwって感じなのですが、なんかちょっとした病気が治っていくような、そんな気もしているんですよね。