越前ガニをたらふく食べる@鷹巣荘
いろいろ考えることが多かった帰省でしたが、もちろん楽しいこともありました。
福井の冬といえば、越前ガニ。
そこで鷹巣海岸のほうまで、家族で蟹を食べに行ったのです。
車を運転しながら妹が、福井弁丸出しで行く先のレクチャーをしてくれました。
( 熊д妹)<あのね、ボロいざ。
( く∀ま)<へぇ。
( 熊д妹)<お店じゃなくて、古い国民宿舎なんや。ほやで、めちゃボロいんやって。お姉さんはイヤかもしれんわ。
( く∀ま)<そんなことないよ〜。ボロくても蟹がおいしければ好きよ〜。
( 熊д妹)<おいしいかどうかはわからんのぅ。
わからんのかい!
職場の人のおすすめで決めたらしく、妹は以前から一度行ってみたいと狙っていたようでした。
( 熊д妹)<せいこちゃん釜めしが食べてみたいんやって。
( く∀ま)<せいこちゃん? 松田聖子?
( 熊д妹)<アホ。せいこガ二のことやがし。
あー、はいはい。せいこガ二ね。
福井では、メスの越前ガニのことを「せいこガ二」というのです。
内子(お腹の中のオレンジの部分。卵になる前の塊みたいな)がおいし〜のです。
で、さんざんボロいボロいと念押しされながら、「国民宿舎 鷹巣荘」に到着〜♪
一歩、足を踏み入れてみてびっくり。あー、これはまじボロいわ^^;
なぜリノベーションしないのか不可思議なレベル。
でも海沿いの建物は傷みやすいし、直してもきりがないのでしょうねぇ。国民宿舎だしねぇ。お掃除はきれいにしてあって好感が持てました。
ざっと源泉かけ流しの温泉に入ってから、お部屋へ。
妹が頼んでいたのは、ひとり9450円の「活ずわい蟹釜揚げ膳」。
これにひとり500円也のお部屋使用料を支払えば、10時半から15時頃まで自由に個室が使えて、お部屋食が楽しめるのです。
茹でたてのタグ付き(越前ガニであることの印)の越前ガニが、ひとり一匹どどーんとつきます(写真の方向がむちゃくちゃでごめんなさい!携帯で撮って転送するとなぜかこうなるの;)
フレッシュでお腹の中までおいしいし、食べごたえあるわ〜^^
こちらがうわさのせいこちゃん釜めし。
こちらもひとり一釜つきます。
ぱっと見は、微妙でしたが……
ざくざく混ぜて、たっぷり二膳いただきました。
味が濃くて、ほんとおいしかった!
その他、お造りや蟹の天ぷらや蟹のお味噌汁がつきました。
うーむ、これは確かにおすすめかも。お得感ありますね。
てゆうか、茹でたてのタグ付き越前ガニ丸ごと一杯と、せいこちゃん釜めしやら天ぷらやらがついて、
約4時間半もごろごろできるお部屋がついて、
海が見える源泉かけ流しの温泉(露天風呂あり)がついて、
これでお一人様9460円+500円なんて、大人のカップル向きの素敵プランじゃないのっ!!!
あたしが福井在住なら、ひと冬3回は行くわっっ!!!
行ってたらふく蟹食べてごろごろ…っていうかイチャイチャするわっっ!!!
って思ったけど、家族の前では言いませんでした(当たり前だ。
あ、ちなみにお泊まりプランはもっとお得っぽいけど、それは微妙かしらねぇ。
お部屋にバストイレがついてなかったし、長い夜を色あせないように過ごすには、ちょっとボロが気になりすぎるかな^^;
でも、町内会の団体っぽいおばちゃんたちがいーっぱい泊まってましたね^^
うん、仲間と行くなら気にならないのかも。
むしろリラックス&お得感でナイスに感じるのかも。
業務連絡。淑女の皆さん。
いつか一緒に行きましょうね♪