こんな地震は初めてです

東北の皆様、ご無事でしょうか…。
東京もまだ時々ゆらゆらと余震が伝わってきます。
ずっとニュースをつけっぱなしですが、津波が押し寄せる被災地の状況、そして凍えそうに寒い中での避難状況を見るにつけ、どれほど多くの方が悲しく不安な夜を過ごされているかと思うと胸が痛みます…。


そして都市部もたいへんでしたね。
私は今日は自宅で仕事をしていたので、「怖かった…」ですんでいますが、帰宅困難な方々がいっぱい…。
自宅近くの幹線道路にはまだぞろぞろと家を目指す人の群れが続いています。


淑女連では、コパちゃんとお嬢が都心ど真ん中から3時間以上かけて歩いて帰宅となりました。
ロバたんもたいへんな目にあってるはずでしたが、ちょうど有給をとって家にいたとかで悪運の強さを発揮していました^^;
よかったよね、ほんと。ロバは虚弱だから、寒い中歩いたら倒れたかもしれんものね。


私は鈍感というか、ちょっとした地震がきても平然とパソコンを打ってるほうなのですが、今回はぐらっ…ときた瞬間に、「あ、なんかいつもと違う!」と感じて、パッと立ち上がりました。


そしたら、ぐらんぐらんときて、わわわ…と思って、とりあえず玄関のドアを開けました。
昭和築の古いマンションに住んでいるので、建物が歪んで出られなくなると困ると思ったのです。


ドアを開けた瞬間、食器棚の扉がガッと開いて、私のお気に入りのスープ皿とグラスが飛び出したのが見えました。
次の瞬間、ガチャン!といって、「あー! (TдT)」と思ったけど、それどこじゃありません。
振り返らずに、とりあえずお部屋のある3階からマンション前の駐車場に駆け降りました。


いつもみたいにスッと地震がおさまる感じじゃなく、さらにグラグラしてきてたので、このボロマンション倒壊するかもしらん!と危機感を覚えたのです……。


駐車場に出たら、道を歩いてる人たちも怯えた様子で腰をかがめていました。
パッと目があった若い女の子がすっかり怯えた様子で、私のほうに駆け寄ってきました。
それで見知らぬ彼女と手と手を取り合いながら揺れがおさまるのを待ちまして……。


住宅地なのでビル街のような落下物はなかったのですが、でもやっぱりかなり怖い…、というか不気味な感じでしたね。
これまでに経験したことがないほど長く揺れて。


震度5強(5弱かも)とのことでしたが、それであんなに揺れるものなんですね。
震度7なんてどんなに怖いだろう……。


いったんおさまって部屋に戻ってきて、唖然としました。
お皿だけでなく、清水の舞台から飛び降りて買った作家ものの大事な花瓶も落下して割れ(わーん (TдT))、本棚からドドッと本が飛び出し、ファクシミリは落ちてるわ、冷蔵庫は動いてるわ、飲んでたコーヒーはひっくり返って机と資料がびしょぬれだわ……。


とにかく、いきなりぐちゃっとしちゃった室内にがっくりしてたらまた地震がきて、わわわと思いつつ、今度はがっつりダウンジャケットを着て、貴重品&避難袋を持って駐車場に避難しました。


でもね、外に出てきてるのうちのマンションの人だけなの(笑)。
まわりは堅牢なマンションや住宅ばかりなので、そんなに揺れなかったのかもしれない。
やっぱアタシ引っ越す!とか思った記念の瞬間。


今回は本当にしぶとく余震が続きますね。
ハラハラドキドキしながらお部屋を片付けて、お弁当を買ってきてご飯を食べて、あちこちに無事ですよとか連絡してみたりして、そろそろ寝たいなあと思うのですが、これを書いてる今でもまだ揺れるから、いつ寝たらいいのかわからないな。。。


でも、被災地の方の不安や恐怖はこんなものじゃないですものね。
壮絶な状況下で被害者数がどんどん増えているし、行方不明者や、取り残されている方がまだまだいるとのことで、これは本当にどうなることか…。


かなり広範囲にわたって危機的状況ではないかと思います。
寄付、支援物資、個人にできることはわずかですが、情報を見ながら協力していきたいと思います。


ではみなさんも、油断せず気をつけてくださいね。


あっ、最後になってしまいましたが、心配してメール、メッセージ等くださったお友達&読者様、ありがとうございました!
すべて返信したつもりですが、届いていない方がいたらごめんなさい。
雪ぐま&淑女連は怪我人なく、全員自宅にも戻れていますので、被害少なかったほうだと思います。